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名古屋鉄道
7000系 パノラマカー
急行豊橋行
名古屋本線 東岡崎-男川
 パノラマ時代の先駆けとなった7000系。両数は減りつつあるが、今でも本線急行など広範囲で幅広く活躍している。ミュージックホーンを鳴らしてホームに進入、ドアが開き、そして閉まる。車内の「チンチン」というベルの後、電笛で発車。今も変わらぬパノラマカーのいる風景。今回は地元で狙ってみた。
名古屋鉄道
3400系 「いもむし」
2002.8.17
可児線 西可児-善師野
 「いもむし」が引退するという。この知らせを受けてお盆過ぎ、犬山へ向かった。どこも最後の走りを見ようとたくさんの人。わたしは光線も考え、彼が晩年を過ごした可児線で撮ろうと決めた。 満員の乗客、そして上り坂。吊りかけモーターをめいいっぱい唸らせ、彼はやってきた。写し終えて振り返ると、モスグリーンの車体が真夏の日差しにきらりと輝き、カーブの奥へと消えていった。
三岐鉄道
ED458+ED457
 
タキ1900他(セメント)
2001.12.28
保々-山城
 三重県の富田と西藤原を結ぶ三岐鉄道。太平洋セメントの工場があり貨物輸送が盛んだ。自社発注機の他、東武や秩父鉄道、住友大阪セメント、富山地鉄からやってきた電機が活躍する。本線の主力は写真のED451〜459。タンク車の長大編成を連ね富田に向かう。この他入替用に凸型のED301、秩父から来たED202,203などがいる。
三岐鉄道
ED453+ED459
 
ホキ10000(埋立用土砂)
2001.12.28
保々-山城
 その三岐鉄道、中部国際空港(セントレア)建設に伴い空港島埋め立て用土砂の輸送を担うことになった。ED459、元住友大阪セメント伊吹工場機のいぶき501,502、秩父のED202,203と5両の機関車を増備した。この列車は45t級のED453・459牽引。栗色の機関車に黒貨車がよく似合う。この黒貨車も今回の土砂輸送のためにやってきた。残った仲間は高崎線で石炭を運んでいる。(ELのページ参照)
東武鉄道
ED5063+ED5081
タキ43000他(石油返空)

2001秋
伊勢崎線 鷲宮-久喜
 セメント、小麦など、たくさんあった東武の貨物列車もいまやここに石油輸送が残るのみ。秋晴れの関東平野、清々しい空気のなかED重連を待ち受ける。東武に残る電機はED5060が1両、ED5080が3両。ED5063が来ればな、と思っていると、直線のかなたから貨物列車が登場。ゆっくりゆっくりファインダーの中を向かってくる。シャッターポイント直前、ナンバープレートを見る。よし、63だ。思い切りシャッターを切った
東武鉄道
ED5081+ED5063
タキ43000他(石油)

2001秋
伊勢崎線 羽生
 貴重な貨物列車、一本たりとも無駄にしたくない、しかし正面から撮れば逆光。そこでサイドから、思い切って流すことにした。ポイントでファインダーをのぞく、.イメージは出来上がった。待つことしばし。羽生駅のホームを駆け抜け、目の前をマルーンの車体が横切る。すかさず追いかけた。流し撮り成功。こうしてみるとのんびりした貨物も躍動感にあふれている。
西武鉄道
ED34
401系(甲種輸送)

2002.7.6
新秋津-所沢(連絡線)
 西武多摩川線の車両交換、。朝武蔵境を出発した列車が所沢にやってくるのは夕方5時過ぎ。定期的に行われている車両交換も西武ロコが先頭にたつのを写真に収めるのはなかなか難しい。この日は西武線内の時刻もわからずただ待ちつづけた。太陽が西に傾きかけたころ、ようやくカーブの先に西日を受けるEDが現れた。
大井川鉄道
E101 旧客
SL急行 かわね路号

2003.5
 大井川には4両の電機が所属する。E101〜E103とED501がそれである。E10形は1949年11月18日に新造された。普段はSL急行の入替、後補機、工臨牽引に充当されていて、SLの陰で目立たぬ存在の大井川の電機達であるが新造後55年を迎え今も現役なのは素晴らしい。写真はSLと客車を後押しし千頭に向かうE101号機である。タイフォンが電車用なのがユニークだ。ED501(いぶき)復帰後、一時延命したE103をはじめ、ほか2両が第一線から退くのかどうか、今後の動向が注目される。
小坂鉄道
52

2003.8.5
小坂鉄道線 旧篭谷駅付近
 東武鉄道の久喜〜北館林荷扱所間の石油輸送もついに終止符が打たれようとしている。支線の専用貨物列車が終焉に向かう今、しかし、ここ小坂鉄道では日々濃硫酸輸送が続けられている。今年に入りタンク車も新製され、しばらくはDD13の力強い走りを目にすることができそうだ。写真はDD13 1・2号機の重連。出荷量によっては3重連もある。腕木式信号機にタブレットの通過授受も現役の同線。ぜひ再び訪れたい

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