Swiss2 - Brugg AG


           2 Brugg AG  
ブルックへはチューリヒからSバーンのS12や、バーゼル方面へのIC,RXなどで。
 Sバーンは各駅停車で38分、IC,RXなどでは途中バーデン(Barden)停車で24分。本数は比較的多い。SバーンはRe450型機関車に2階建車両3両の4両固定編成
 このブルックになぜ私が足を運んだか、それは偶然だった。ネット上で発見したウェブカメラ。最近は世界各地に多くのカメラが設置されているが、そこにブルックのウェブカメラを発見した。スイスの時刻表を購入し、時差を勘案して、そのカメラをのぞいているとICEやCNL(シティナイトライン)などがリアルタイムで通過していく。しかもシティナイトラインは完全順光。チューリヒに近く、駅から撮影できる。初スイスの私にとって一つ目の撮影地にはもってこいのポイントとなった。

 Brugg AG駅ウェブカメラ
        http://www.webtruck.org/cams/track/
          リンクをクリックするとライブ映像が見られ、
         メンバー登録(無料)すればカメラの操作なども可能。
CNL41917 Sirius
CNL471Komet
CNL307 Pegasus

2003.7.22
 ヨーロッパの超豪華寝台列車、シティナイトライン(CityNightLine).
この列車はチューリヒに本社を置く会社が各国の鉄道会社に線路使用料を支払って運行している。シリウスはドルトムント(独)から、コメットはハンブルグ(独)から、ペガサスはアムステルダム(蘭)から出発し途中で併結しながらチューリヒ(8:16着)に向かう。スイス国内はRe4/4Uが牽引。赤と濃紺のコントラストが美しい。公式HP(ドイツ語) 白川純さんのHP(日本語)
CNL479 Berliner
CNL50479
Semper
2003.7.22
上の列車のちょうど1時間後、2本目のCNLが通過。牽引はスイスエクスプレス塗色のRe4/4U。濃紺の車体にCNLや三日月の大きなレタリングが映える。ベルリナーはベルリン(独)から、センパーはドレスデン(独)からチューリヒ(9:16着)に向かう。スイスの旅客列車は完全なパターンダイヤが組まれていて撮影しやすい。CNLには他に独、蘭からオーストリアに向かうものもある。詳しくは公式HPの路線図
 日本時間では15:50、16:50頃通過(3月末〜10月末はマイナス1時間)
IR1761
Re4/4U
(Re420)
11250号機

2003.7.22
8:34
 次にやってきたのはRe4/4U(Re420)牽引のIR1761列車。バーゼル(Basel)発クール(Chur)行き。機関車次位には自転車積込専用車が連結されている。IRInter Regioの略、Regio(レギオ)とは地域の意。IRは地域間準急といったところ。このクラス以上の列車には大抵自転車専用車が付いている。機関車が間近に停車したのでこのように狙ってみた。下部には大きなバッファーが2つ。このおかげで客車列車でも乗り心地は大変いい。またこうして見ると窓の大きさがよくわかる。日本の機関車では類を見ないほどの窓の大きさ。大きな遮光カーテンも備わっている。 窓下には会社のものではなく国旗をかたどったエンブレムが見える。
IR1463(右)
IR1764(左)

Re460
2003.7.22
9:24
 ここブルックの駅では1時間に何度かこうして機関車同士が並ぶ。これは編成中の機関車の向きが常に変わらない編成が運転されているため。ちょうど最近の日本のトロッコ列車のようだ。右の列車はバーゼル発チューリヒ空港行き、左はクール発バーゼル行き。ともにスイス国鉄最新の車両IC2000系(全車二階建)を使用している。最高速度は200km/h対応(現在は140km/h)。
IR1763(右)
IR1464(左)
Re460 Re4/4U
2003.7.22
9.34
 再びIR同士の離合劇。今度は右、シャフハウゼン(shaffhausen)行きと左のバーゼル行き。このブルック駅は訪問当時駅舎のリニューアル中であった。スイスの駅は総じて利用しやすかった。それは1つにはきっぷなしでホームにいける=写真が撮れるというメリットがあったからだろう。日本のように入場券は要らない。列車に乗るのも、ホームで自らの安全を守るのも自己責任。だだし規則を破ったときの責任は当然ながら非常に重大なものになる。
列車番号不明
Ae6/6
11446号機

2003.7.22
8:57
 貨物列車登場!牽引はAe6/6、製造初年は1952年。機関車の形式1文字目は最高速度を表す。Rは110km/h以上、Aは85〜110km/h。2文字目は用途,動力源、eは電気。(スイスの鉄道電化率は99%)6/6や4/4は(動軸数)/(全軸数)を表す。最近は新表記に改められているが現在は新旧混在状態。荷は石油?。返空か積載中かわからないが、標準軌仕様タンク車は予想以上に巨大で、その風圧はやや離れていても驚きの強さだった。左はSバーン。

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